『レクサスIS250』の一番心地よい乗り方は、40キロくらいの速度で走ることである。
スピードの出る車は遅いときの乗り心地が良くない場合があるのだけど、ISは違います。
ほんとに、だまされたと思って試してみて。
昼間からゆっくり湯船に浸かって、火照った体をISの革のシートに埋め込む。
そして、革の冷たい感触と高級な匂いを楽しむ。
上質なウィスキーを飲むみたいに。
それからゆっくりと昼下がりの一般道を走る。
駅前まで数分運転して、いつもの駐車場に停め、そのままコーヒーを飲みにスタバへ。
ブラックコーヒーはまだこの寒さじゃ外で飲むとすぐに冷めてしまうので、
本を読むよりコーヒーを飲む方が優先だ。
行きと帰りの天候が違うとより良い。
行きは曇り、帰りは雨。
行きは雨、帰りは太陽。
素晴らしい。実によろしい。
人々は今日も生きている...そう感じながら、道行く人を横目に40キロの法定速度を守る。
信号のない横断歩道で人がいればもちろん停まる。
そうやってドライブしていると、
法定速度と信号のない横断歩道のルールを守っている「他車」は殆どいないことに気付く。
だから、僕の車の「後続車」は増え続ける。
ちょっと悪いなと思いながらも、
「あぁ、みんな急いでるんだなあ」と優越感も感じます。正直。
性格悪くてごめんなさいね。
ある交差点があり、大抵はみんなそこを真っ直ぐ行く。
でも、僕はそこで右にそれる。
はぁスッキリ。
これで「後続車」を気にせず、また30キロや40キロに。
右手には公園がみえる。
子供がお父さんとキャッチボールしている。
お父さんは子供にスピードの速いボールの投げ方を教えているようだ。
気付けば、車内のスピーカーではシナトラがオンステージを始めた。
「カム フライ ウィズミー」や「ナッシング バット ザ ベスト」を歌っている。
最高のひとときだ。
疲れている時のシナトラは苦手なのだけどね。
ということで、みなさんも美しいひとときをお過ごしください。
そうそう、昨夜(3月28日の深夜)新しく開通した高速道路(中央環状線)を早速ひとっぱしりしてきました。
道好きにはたまらないひとときだった。
明るくて広くて、でも決して無駄に媚びない「トンネル高速」は、
これからの東京を象徴しているようで良かったー。
美しい、美しい、あぁ美しい我が人生。
ショパンもあれば地下高速もある。
ブラックコーヒーの湯気、国際フォーラムの舞台袖、サイン会の後のホールの寂しさ...
なんて美しいひとときが僕の人生にはあるのだろう。
.............................................「That's Life!」







