夜とぼく
午前2時半を過ぎると、僕の心は弾む。踊る。
なんだか、誰も知らない秘密基地にこっそり遊びに来たような気分になる。
高揚感は1時間くらい続く。
午前3時半を過ぎると、この時間帯は段々夜空に青みが混ざってきて、
午前4時を過ぎると、もう明るくなってくるのが目に見えてわかる。
そうすると「あぁ、もう終わりか」なんてがっかりするものだ。
僕はとにかく「夜」が好きだ。
どんなに辛い思いをしても、
どんなに苦しい思いをしても、
夜さえあれば僕の心は壊れない。
それくらい夜が好きだ。
夜は僕にとって、完璧な女性のタイプだし、繊細で美しく高貴な音楽だし、
一口食べただけで頬が溶け落ちそうなくらい美味しい食事だ。
そんな大好きな夜が僕に訪れるのは何時も午前2時半頃である。
夜が訪れたばかりの時は「永遠に夜が終わらない」という気がする。
もう、この人は僕のもとを絶対に去っていかないような気になる。
でも、それは1時間もすれば「幻想だったんだ」と思い知らされる。
そして、忌々しい朝日と鳥のさえずりが僕を現実の世界へと引き戻すのだ。
夜は何かに似ている。
美しくて残酷で、傍にいる時は「永遠」を感じさせてくれる。
何に似ているかといえば、それは「人生」だ。
人生は「死」とも言い換える事も出来る。
人間には「自分は死なない」と思う心理がある。
未来は「生」によって作られていると思っているというのだ。
僕にはその気持ちが分かる。
きっと、人にとっての「生」とは、
僕にとっての夜のように美しいのだろう。
だから、死を受け入れずに生きていたい。
でも、それは危険な事だとも僕は思う。
死を感じられなくて何を基準にして生きればいいのだ。
僕はいつでも死というものを基準にして生きているから、とても楽だ。
選択肢に迷う事は殆どない。
死がはっきりしていれば、自分にとって何が大切かなんてすぐ分かると思う。
きっとタイミングが重要なんだと思う。
夜が去り、青という優しさが漆黒の空に帰って来る時、
たまたまそのタイミングで僕の脳のどこかに気怠い眠気が迷い込んできたら、
僕にとってそれ以上の完璧な最期はないと思う。
午前4時をまわったばかりの今、
パソコンのキーに触れてうつらうつらし始めた僕は、
この上ないほどの安らぎを感じています。
おやすみなさい、青い空。
なんだか、誰も知らない秘密基地にこっそり遊びに来たような気分になる。
高揚感は1時間くらい続く。
午前3時半を過ぎると、この時間帯は段々夜空に青みが混ざってきて、
午前4時を過ぎると、もう明るくなってくるのが目に見えてわかる。
そうすると「あぁ、もう終わりか」なんてがっかりするものだ。
僕はとにかく「夜」が好きだ。
どんなに辛い思いをしても、
どんなに苦しい思いをしても、
夜さえあれば僕の心は壊れない。
それくらい夜が好きだ。
夜は僕にとって、完璧な女性のタイプだし、繊細で美しく高貴な音楽だし、
一口食べただけで頬が溶け落ちそうなくらい美味しい食事だ。
そんな大好きな夜が僕に訪れるのは何時も午前2時半頃である。
夜が訪れたばかりの時は「永遠に夜が終わらない」という気がする。
もう、この人は僕のもとを絶対に去っていかないような気になる。
でも、それは1時間もすれば「幻想だったんだ」と思い知らされる。
そして、忌々しい朝日と鳥のさえずりが僕を現実の世界へと引き戻すのだ。
夜は何かに似ている。
美しくて残酷で、傍にいる時は「永遠」を感じさせてくれる。
何に似ているかといえば、それは「人生」だ。
人生は「死」とも言い換える事も出来る。
人間には「自分は死なない」と思う心理がある。
未来は「生」によって作られていると思っているというのだ。
僕にはその気持ちが分かる。
きっと、人にとっての「生」とは、
僕にとっての夜のように美しいのだろう。
だから、死を受け入れずに生きていたい。
でも、それは危険な事だとも僕は思う。
死を感じられなくて何を基準にして生きればいいのだ。
僕はいつでも死というものを基準にして生きているから、とても楽だ。
選択肢に迷う事は殆どない。
死がはっきりしていれば、自分にとって何が大切かなんてすぐ分かると思う。
きっとタイミングが重要なんだと思う。
夜が去り、青という優しさが漆黒の空に帰って来る時、
たまたまそのタイミングで僕の脳のどこかに気怠い眠気が迷い込んできたら、
僕にとってそれ以上の完璧な最期はないと思う。
午前4時をまわったばかりの今、
パソコンのキーに触れてうつらうつらし始めた僕は、
この上ないほどの安らぎを感じています。
おやすみなさい、青い空。








